会員学生の皆さん、こんにちは。
4月1日から入国管理局が「入国在留管理庁」に格上げ&組織拡充されましたが、同時に平成30年中の難民申請の処理情況が発表されました。
【平成30年における難民認定者数等について 】
http://www.moj.go.jp/content/001290416.pdf
しかし入管ではこの資料を公開するのが手一杯で、これをさらにわかりやすく国民に広く周知するのは、本来ならNHKのお仕事。
しかしNHKにそれを期待するほうがバカであることも国民周知の事実(笑)全く視聴料を支払うのが馬鹿らしい限り。
(テレビを持ってる罰金みたいなもんですよ)
さてこの問題を漠然と「難民問題」と捉えていると、最近入管収容ネタを唯一元気に発信している左翼側の情報と、これを元に記事を作る既存マスコミに頼る形になってしまいがちで、論点のすり替えに気づかないことがあります。
このため今回は難民の発生のしかたや難民の種類、その注意点など、基本的なところについて考察してまいりましょう。
一部以前の記事と重複しますが、復習だと思って読んでおいて下さいね。
1 日本が保護する「難民」とは
1951年に国連が定めた「難民の地位に関する条約」では、
>人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた人々
と定義されています。