会員学生の皆さん、こんにちは。
アメリカのバイデン大統領が、思いのほか中国に厳しい対応を打ち出しているようで、みんな結構驚いているようですね(^_^;)
【米バイデン大統領 中国とは“しれつな競争” 国際ルールは重視】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210208/k10012855071000.html
【米大統領、コロナ対策への支持訴え 中国は人権問題で「代償」】
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-idJPKBN2AH0J3
しかしながらこれはトランプさんとやり方が違うからです。
他の有識者の話や現状の分析からも、バイデン大統領は「戦争は総力戦である」という思考回路がないように感じます。
つまり「軍事」「経済」「外交」などをそれぞれ切り分けて考え、これに人権思想がからんだ是々非々の対中政策を目指しているように私は感じ取っています。
経済貿易戦争や、情報窃取に加担する中国人留学生や研究生の締め出しなど、中国を平時の社会から総力戦で抑え込んで、戦争を発生させずに優位を狙っていたトランプさんとはやり方が根本的に違うのです。
そして中国人とアメリカ人も言葉が通じても、使う言葉の意味や概念が違うという根本的な違いがあります。
こうした民族の違いを前提に、お互いが相手を知った上で会話を重ねないと、予想や期待を裏切られて溝が深まります。