会員学生の皆さん、こんにちは。
バイデン政権が誕生して、中国にどのように対処するのかとみんなが興味津々のところ、いきなりエンジンふかして強気の姿勢を示していますね(笑)
バイデンは、中国の発展を歓迎していたオバマ政権での副大統領時代、まだ中国との共存共栄を目指していました。
…が、
①民主党を押す人権団体やリベラルの手前、香港人を弾圧する中国を支持するわけには行かなくなった上に、
②トランプさんが中国によるウイグル人弾圧を公然と避難してアメリカ人の多くがこれに同調したこと、
③また米国国民が中国を脅威と認識し始めたこと
④さらに大統領選テレビ討論会では、ペンス副大統領に、オバマ政権時の副大統領としての対中姿勢を「中国のチアリーダー」などと皮肉られていたこと
などから、中国寄りなイメージを払拭しようと勇み足で踏み出した部分もあると思われます。
バイデン新大統領は中国の軍事展開に関しては厳しい姿勢で望むでしょう。そうせざるを得ないからです。