会員学生のみなさん、こんにちは。
中国からの難民の発生については何度かお伝えしておりますので、本日は前回に引き続き、半島難民発生の可能性についてお伝えしましょう。
1 北朝鮮の南下軍事侵攻
2016年の就任以降2年間も自国に引きこもっていた金正恩が昨年訪中してから、すでに4回の訪中をこなし、中国側ともある程度の協調や連携の基礎ができたと思われます。
しかし頼りとする中国も米中経済戦争で経済状況が悪化しています。
尻に火がついた金正恩政権が人民の不満をそらす目的で、新たな指導者を求める韓国民の声に答える形で越境南下する可能性があります。
国境を越えればソウルは40kmほど、ミサイルどころか砲弾さえ届く距離です。
北朝鮮は以前から仁川国際空港などを対象とした対韓電撃戦(機動力を活かし主要箇所を抑えて敵を抵抗不能に陥れ制圧する)の訓練を繰り返していますので、注意が必要です。
2 北朝鮮内部でのクーデター
金正恩が10日以上姿を見せないなどの事象が発生したら要注意です。
すでに国内の不満は充満しており、人民軍内若年兵士層の間でも正恩を「テジ(豚)」「幼稚園児」などと揶揄する風潮が広がり、金正恩打倒ビラが市中で発見されていること