会員学生の皆さん、こんにちは。
北斗システムの衛星配置は3号計画で完成、すでに55機の衛星のうち35機を使って昨年7月に全世界を網羅しています。
そして中国は今、この衛星が提供するサービスに対応したチップの普及に全力を投じています。
去年の段階で報じられているニュースです↓
【中国独自開発の北斗衛星測位チップ、年末までに実用化めざす】
https://www.afpbb.com/articles/-/3303553
すでに船舶や車両に発信機を搭載して北斗衛星を使い、その現在位置を特定できるシステムは、北斗1号2号計画により確立されていますが、中国は今、中華端末を爆安価格で売りさばきながら、他のスマホユーザーの取り込みも急いでいるのです。
衛星が浮かんでいるだけでは、このシステムは機能しません。
地上のシステムユーザーと、そのユーザーにサービスを提供する基地局、そしてサービスのように見せかける通信工作を結ぶチップの普及が必要なのです。