会員学生の皆さん、こんにちは。

ロシアは1945年以来、ヨーロッパで初めて主権国家間の本格的な陸上戦争を引き起こしました。

しかもロシアは国連の常任理事国です。

この戦争、それぞれの立ち位置の違いから、事態が収束に至るまでにはまだまだ遠く、双方がある程度満足できる結果を得ることさえ、ますます困難になっています。

おまけにプーチン、座り方が変なのです。

顔がむくんできたあたりからやばいのではないかな?と思ってましたが、この戦争が彼の何らかの身体・精神的変化による影響で発生した可能性も考えなくてはいけませんね。

こうしたことを分析するには医学的な知識が必要ですが、これは私の専門外(^_^;)

しかし他の状況からも、精査・分析し、起こり得る結果とその影響を予測することは、危険な環境を乗り切るために必要です。

今日はそんなお話と今後の予測を少々。

 

●ロシアの今後

「プーチンの勝利」はあるかもしれませんが、それはロシアにとって(ウクライナにとってはそれ以上に)非常に高い代償を伴うはずです。

当然ロシアはその代償を回避するために必死で、各国に様々な裏取引を持ちかけるでしょう。

その対象は、同じく国際社会からハブかれている北朝鮮やイラン、最近は距離を取りながらもプーチンを非難しない中国や、以前から親和性のあるエチオピアなどがあり、さらに中国に対抗するためにご縁を保たざるを得ないインドの事情などもあって、どの程度効果があるのか不明です。

さらにウクライナもNATO諸国も、何らかの形でこれまでロシアと利益を共にする部分を持ってこれを手放さないなら、そしてウク・露双方に対して利害的な関与がある国ほど、何らかのデメリットは確実に発生します。

しかしながらプーチンは、健康状態の悪化(?)を抱えながらも、各界につながる複数の忠実な側近のおかげで、政権維持に必要な足場をなんとか固めており、国内メディアに対するコントロールも失っていません。

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